小さい頃からあまり夢らしい夢を持ったことがないからなのかもしれないですが、夢に情熱を注いでいる人に憧れがあります。
他人の夢でも、話を聞くだけでワクワクしてしまうんです。
夢や目標を持って突き進む姿に感動したり、苦労を乗り越える力に励まされたり、夢って何だろうと考えさせられたりした最近読んだ書籍たち。
- 『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎
- 『僕らの仮説が世界をつくる』佐渡島庸平
- 『夢の叶え方を知っていますか』森博嗣
1.『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎
ファーブルに憧れて昆虫学者を夢見る男性が、苦労を乗り越えて夢を掴もうとする自伝。
語り口がユーモアに富んでいて、くすりと笑える状況描写や比喩表現が満載です。虫嫌いには、目を背けたくなるようなカラー写真も満載だけど、先が気になって読み進めてしまう吸引力がある。
アフリカでのフィールドワークは研究が出来る楽しさが伝わってくる一方で、想像以上に過酷なこともあったと思われますが、それを上回る情熱、『夢』を追いかける姿に感動できる一冊。
2.『僕らの仮説が世界をつくる』佐渡島庸平
コルク代表の佐渡島さんの著書。大手出版社を辞めて、新しいコンテンツ産業のあり方を模索ていく中で考えられたことが綴られている。
夢ではなく、仮説と検証という言葉を使われているのでビジネス書として読みはじめた。けれど、情報をもとに仮説を立てるのではなく、仮説を立てて情報を集め再検証することで既存の枠組みを壊そうという姿勢は、夢を原動力にしているように情熱に溢れていると思った。
電子化が進む中で、何に時間やお金を使うかという消費活動は以前とは大きく変化している。紙媒体の出版物は年々減少し、ダウンロードコンテンツが賑わう一方で、休刊していく雑誌が目に付いてしまうこの頃、新しい出版のあり方についても考えさせられた一冊。
3.『夢の叶え方を知っていますか』森博嗣
大学助教授だった筆者がいかに夢を叶えたか。子供の頃からの夢の実現のため、お金を稼ぐ手段として小説を書き、ベストセラー作家になられた森先生の著書。
森先生の作品『すべてがFになる』はドラマ化、漫画化もされた作品でご存知の方も多いはず。作品の執筆ペースも速く、数年間で多くの作品を生み出されていて、天才を伺わせるエピソードが満載の方。
小説家になる夢が叶わない人も沢山いる世の中で、夢を叶える手段として小説家になり、しかも売れっ子になるという常人ならざる人ゆえに、やっかみを受けることもあるのではないかと思いますが、夢を叶えたいという原動力が成功には欠かせないのだと思わされる一冊でした。
成功者が夢を語るのは、叶えられたから語れるのであって、夢が夢のままで生きている人だって沢山いる。いや、夢を叶えられた人の方が少ないからこそ、その成就が鮮やかに見えるのかもしれない。
夢なんて見る余裕がない、夢が見つからないという人だって沢山いる。夢がなくたって生きて行ける。でも、夢を叶えた人たちを見ていたら、なんだか素敵なものを見つけた気持ちになるんです。
コメント